今日の散歩の続き。
真福寺 仁王門 （Click）
創建の歴史は古く、白鳳時代（594年）に遡ります。
物部守屋の次男真福が本堂山で霊験を得て、
山上に湧き出でる泉を発見しました。
これを広く世の中の人々に分け与えようと
仏寺建立を思い立ち、都にのぼり
時の摂政であった聖徳太子の許しを得て
建てたといわれています。
現本堂内陣は、泉を小さくした井戸の上に
建立されています。
奈良の法隆寺、大阪の四天王寺、長野の
善光寺などとともに、聖徳太子建立の
46カ寺の一つとされる名刹です。
竹善料理で有名です。
仁王像
門にある獅子の彫り物
お地蔵さまが沢山ある参道を上ります。
高さ12mの門松
本堂前の階段の前にあります。
下から眺めてみましたが、
いまいち高さ感が伝わらない。
屋根の付いた多宝塔
本堂と階段
御朱印
南無薬師如来
大師堂
本尊、慈恵大師は文永11年(1274) 鎌倉中期の
もの、建物もこの年に建立されています。
国の重要文化財。
境内にある八所神社
拝殿
朱塗りの本殿
奥宮
奥宮の本殿
鬼瓦
本当の鬼ですね。
獅子瓦 その１
獅子瓦 その２
空中回廊 極楽橋
寺務所と本堂を橋で結びます。
毘沙門天 開山堂
開山、真福(まさち)長者は、毘沙門天の
化身であることから、堂内に本尊として、
お祀りしてある。本尊は室町初期のもの。
竹林の参道
真福寺の中では、ここが一番
好きだったりする。
参道脇には苔
苔
大樹寺に戻ります。
大樹寺 山門（Click）
松平家・徳川将軍家の菩提寺で、
文明７年（1475）４代親忠により
勢誉愚底上人が開山しました。
桶狭間の戦いで敗れた家康が逃げ帰り、
自害を試みた際に、住職から「太平の世を
目指す」教えを受け、思いとどまったという、
歴史的に大きな役割を果たしたお寺です。
本堂
方丈、国の重要文化財の冷泉為恭の
ふす間絵、歴代将軍の位牌、家康73歳の
ときの木像などが拝観できる宝物殿が
あります。
久しぶりに見ました。
本堂の鬼瓦は三つ葉葵の紋
本堂前にある徳川家康公霊夢像
いつ出来た？
能面
裏庭
開山堂
松平八代の廟所
手前が八代元康（家康）の廟所
多宝塔
国の重要文化財。
天文４年（1535）に家康の祖父・松平清康が
建立。 １層は方形、２層は円形の二重の塔。
蟇股（かえるまた）・拳鼻（こぶしばな）などの
彫刻模様に室町末期の美しい様式を見ることができます。
ビスタライン
岡崎城と大樹寺を結ぶ約３ｋｍの直線は
「ビスタライン」と呼ばれ、歴史的眺望として
約370年間守られてきました。
岡崎城天守閣
御朱印
厭離穢土 欣求浄土
苦悩の多い穢れたこの世を厭い
離れたいと願い、心から欣（よろこ）んで
平和な極楽浄土を冀（こいねが）う
平安中期の高僧源信（恵心僧都）が著した
「往生要集」の中の言葉。
この言葉はその頃の世情の不安を救う
教えとして人の心の中にしみ込んでいきました。
大樹寺の住職１３世登誉上人は、窮地に
立った徳川家康に「厭離穢土欣求浄土」の
教えを諭しました。
家康は以後戦国の世を穢土とし、平和な
世を浄土として「厭離穢土欣求浄土」を
旗印としました。
岡崎市内 初詣の第二弾でした。