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Channel: 明るい朝の『お散歩日記』
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2020.05.02 本宿 法蔵寺

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藤川〜山中と歩き、本宿まで

来ました。

 

本宿の松並木

 

本宿は東海道の赤坂宿と

藤川宿の中間にあり、

間宿として栄えました。

 

岡崎市が額田町と合併するまでは、

本宿は最東の地でした。

今でも本宿の隣は豊川市(旧音羽町)

長沢町です。

 

昔は茅葺きだっと思われる家

 

旧街道の趣を残します。

 

昭和の町並みも残ります。

 

本宿の火の見櫓

 

岡崎型ではなく、二層型の

背が高いタイプ。

 

本宿村道路元標

 

火の見櫓の足元にあります。

大正時代に作られた各町村の道路の基点。

元標は地面に埋まっていますが、

元標があることを示す碑のみが残ります。

 

本宿村まで○○kmと書かれている場合、

この元標が基点となります。

 

ちなみに、本宿村は1955(昭和55)年に

岡崎市に編入されています。

 

 

 

 

 

法蔵寺

 

浄土宗西山深草派の寺院。

山号は二村山(にそんざん)。

本尊は阿弥陀如来。
 

徳川家康公が幼少のころ、手習いや学問に

励んだと伝えられる寺で、硯箱・手本・

机など家康公が使用した物が残されています。

 

家康公お手植えの松(御草紙掛松)

 

家康公が手習いをした草紙を自ら植えた

松の木の枝に干したと伝えられています。

ただし、松は枯れてしまい、

新しく植えられた松になります。

 

山門

 

山門の獅子の彫り物が良いですね。

 

参道

 

賀勝水

 

日本武尊が東国征伐のときに、

法蔵寺の南の山頂で祈りを

ささげたところ、この岩の中から

冷たい泉がほとばしり出ました。


武尊はおおいに喜び「戦い我に利あり」

「賀勝」と叫ばれたそうです。

 

あまりキレイではない…

 

鐘楼門

 

藤棚と本堂

 

本堂

 

藤棚と鐘楼門

 

弘法大師堂

 

六角堂

大師堂と繋がっています。

 

六角堂の扁額

 

 

 

 

 

本堂裏手の石段を登ります。

 

法蔵寺の東照宮

 

家康公が元康公の頃、出陣の際に

戦勝開運祈願に訪れていたと

言われています。

 

ここの東照宮は岡崎市でも

あまり知られていません。

東照宮らしく極彩色。

 

岡崎市内で有名なのは瀧山東照宮、

かつては、龍城神社、伊賀八幡宮なども

東照宮でした。

 

脇障子(?)の鶴

 

東照宮からの眺め

 

本宿の町が見渡せます。

 

三方ヶ原供養塔

 

三方ヶ原の戦い、

武田信玄と徳川家康の戦い。

家康公が唯一負けた戦。

 

三方ヶ原で家康公に命を

捧げた家臣たちの供養塔。

 

新選組 近藤勇の首塚

 

新撰組局長の近藤勇は、明治元年

東京板橋で斬首されました。

京都三条大橋西に晒された首を

同士が持ち出し、京都誓願寺住職に

託した後、ここ法蔵寺に運ばれたと

言われています

 

法蔵寺の前を流れる鉢地川

 

 

 

 

 

東海道に戻ります。

 

旧街道と国道1号線の合流部

 

記念碑が建ちます。

 

 

 

 

 

本宿東公民館

 

浄土宗西山深草派薬師寺の

表札があります。

 

この祠が薬師堂?

 

7月に本宿夏祭りが行われますが、

東町の山車は、この公民館から出発します。

 

 

 

 

 

国道1号線を歩きます。

 

写真に写っているのは側道。

この辺りは土地が狭く、

北から東名高速道路、名鉄名古屋本線

国道1号線、旧東海道が並行しています。

 

鉢地川

 

駅前商店街(?)

 

本宿駅

立派な高架駅

 

以前の駅舎の模型

 

ここから蒲郡へ向かうバスが出ていたので

蒲郡ホテル(現蒲郡クラシックホテル)を

模してデザインされたもの。

 

尖塔がカッコイイ!

 

私が岡崎に来たと当初は現役でした。

当時は地平駅で目の前の国道1号線も

片側1車線で渋滞の名所でした。

懐かしい思い出。

 

さすがに歩き疲れたので、電車で

東岡崎駅に戻ります。

急行のため、やや人が多かった。

(ロングシートに二人程度ですが…)


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