昨日 土曜日は浜松に行って来ました。
浜松城
今年2月に訪問済みのため
外から眺めるだけ。
野面積みの石垣が美しい
浜松市美術館
浜松城公園にあります。
みほとけのキセキ
ー遠州・三河の寺宝展ー
かつて遠江国に属した
浜松市、袋井市、湖西市と、
三河国に属した豊橋市は、
浜名湖を中心とした
文化的なつながりを
形成してきました。
都から伝播した仏教文化も
この地域に根付き、
現在も平安時代から鎌倉時代、
南北朝時代に制作された
優れた仏像が残ります。
本展では、重要文化財を含む
遠州・三河地方の仏像を中心に、
貴重な文化財を一堂に展示します。
静岡・愛知の県境を跨ぐ地域に
焦点を当てた初の仏像展です。
仏像はお寺の本堂で見るから良い、
と思いつつ、一度に多くの仏像を
見られる機会なので、行ってみました。
写真撮影可でした。
(当然、フラッシュは不可です)
豊橋市普門寺
増長天立像
広目天立像
多聞天立像
年に一回公開される重要文化財
増長天
誰かに似ている・・・
広目天
邪鬼を踏みつけます。
多聞天
影がカッコよかったりします。
しかめっ面
浜松市摩訶耶寺
千手観音立像
個人的に、今回の展示で
一番良かったのは、これ。
合掌する2本の手を除いて
40本の手があります。
1本の手で25の世界を救い、
25×40=1000となります。
頭の上にも仏頭
真横から
延びる20本の手。
この角度がベストの理由。
お寺では見られない角度から
至近距離で見られます。
美術館での観賞も良いですね。
艶めかしい後ろ姿
影
脇に穴が開いているのが
分かります。
豊橋市普門寺
不動明王立像
明王に使える二童子
不動明王
制吒迦童子
可愛らしい顔つき、
影で見え難いですが。
矜羯羅童子
湖西市応賀寺 阿弥陀如来坐像(手前)
袋井市西楽寺 薬師如来坐像(奥)
阿弥陀如来の髭が良いですね。
袋井市西楽寺 観音菩薩坐像
立膝して
お行儀が悪く見えます。
湖西市応賀寺 毘沙門天立像
往時の彩色が残ります。
これも影が良いなぁ。
豊橋市普門寺
阿弥陀如来坐像/釈迦如来坐像
後ろ姿だけ・・・
浜松市長楽寺
馬頭観音坐像
頭に馬を乗せた三面の仏様
印を組む手
馬頭
右面
左面
浜松市方広寺
釈迦如来坐像(中央)
文殊菩薩坐像
普賢菩薩坐像
和やかな顔つき
冠が素晴らしい
遠州・三河の仏像が、
これだけ揃うのも珍しい。
至近距離から
普段見られない角度での観賞。
なかなか良い企画点でした。
コロナ禍ですが、
結構混んでいました。
先週あった みほとけさん の
トークショー見たかった…