11/23勤労感謝の日、
豊田市松平町の松平郷に行ってきました。
松平郷は、徳川家康の祖 松平家
出自の地です。
最初に この地に入ったのは在原信盛。
この地を訪れた旅の僧 徳阿弥が
二代信重の娘婿になり、後を継ぎます。
松平太郎左衛門親氏と名乗り、
松平家が始まります。
三代信光は岩津(岡崎)に出て、
やがて三河を平定し、
徳川宗家に繋がります。
一方、三代信広は松平郷に留まり、
松平太郎左衛門家として存続します。
大正初期まで松平郷にいましたが、
現在の当主は東京にいるそうです。
松平東照宮
拝殿と紅葉
拝殿
もともとは松平家の屋敷神としての
八幡宮でしたが、1619年に家康を合祀、
1965年(昭和40)に親氏を合祀しています。
狛犬
マスクをしていますが、
目まで隠れています。
御朱印
御朱印を頂くと
拝殿内の見学ができます。
拝殿格天井画
2015年、徳川家康公四百年祭に
合わせて制作されました。
季節の草花を題材にした漆絵、
愛知県在住の漆芸家 安藤則義さんによって
描かれたものです。
本殿
拝殿隣の一画
産湯の井戸(一の井戸)
家康が生まれた際、
太郎左衛門家七代当主親長が
この井戸から水を汲み、
速馬で岡崎城に届けたと
いわれています。
二の井戸(右)と三の井戸(左)
産湯の井戸の門
産湯の井戸境内の眺め
東照宮前の紅葉
地面に落ちた紅葉
透けた葉が美しい
白黒で
松平親氏公願文
浄土宗の祝聖文
天下和順(てんげわじゅん)
日月清明(にちがっしょうみょう)
風雨以時(ふうういじ)
災厲不起(さいれいふき)
国富民安(こくぶみみんなん)
兵戈無用(ひょうがむゆう)
崇徳興仁(しゅうとくこうにん)
務修礼譲(むしゅうらいじょう)
天下が太平であり、
日も月も清く明らかに照らし、
風や雨は時に叶い、
災害や疫病は起こらず、
国家は豊かで民は安らぎ、
戦争の武器は用いることなく、
人々は互いに仁を尊び、
礼儀と謙譲の道を守る
紅葉の向こうに銅像が見えます。
松平太郎左衛門親氏像
土塀(室町塀)が続きます。
土塀の裏は水が流れています。
水の流れと紅葉
土塀と紅葉
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