先週の日曜日、
岡崎市内を散歩した後、
雨を心配しながら、
岡崎の六ツ美地区中島町へ、
六ツ美地区は岡崎市の穀倉地帯、
田園風景が広がります。
こちらは、収穫を終えた麦畑、
これから稲を植えるのかな?
岡崎市六ツ美歴史民俗資料館
悠紀の里
岡崎市地域交流センター
六ツ美分館・悠紀の里内にあります。
大正天皇の大嘗祭で
悠紀斎田に選ばれた
碧海郡六ツ美地区。
悠紀斎田に関する農具を中心に
地域文化を展示します。
六ツ美地区の文化財
パネル展示
御田扇祭
五穀豊穣を祈願する祭り。
神器を毎年各町ごとに引き継ぎ、
御田扇行列が町内を廻ります。
岡崎市内は六つの地区を
大庄屋が治める
手永制をとっており、
昔は各手永ごとに御田扇祭が
行われていました。
今でも二つの手永で
御田扇祭が行われています。
少しだけ御田扇祭を
見たことありますが、
じっくり見たいと思っています。
悠紀の里内に水田があります。
大嘗祭悠紀斎田お田植えまつり
大嘗祭は天皇陛下が即位後、
最初に皇租と神々を
悠紀・主基の両殿に迎え、
新穀をお供えして
収穫祝いと今後の豊作を祈願する
宮中の儀式です。
京都より東日本の「悠紀の地」、
西日本の「主基の地」、
それぞれに大嘗祭に供える米を作る
「斎田」を指定します。
大正4年大正天皇の大嘗祭で、
悠紀斎田に六ツ美村中島が、
主基斎田に香川県山田村が選ばれました。
六ツ美地区が悠紀斎田に
選ばれてことを記念した
お祭りが毎年行われています。
献上米の収穫の際に行われた
「お田植え唄」「お田植踊り」
及び装束・用具が保存・伝承されています。
まず、神事が執り行われます
田の清祓い
この後、
主催者あいさつ
来賓祝辞などが続き、
ちょっと退屈。
田ならし
苗打ち
苗が田に投げ入れられます。
お田植えが始まります。
一列に並び田に入ります。
後ろの子供が苗を渡します。
田植え唄に合わせて、
早乙女と神官が苗を植えます。
お田植えおどりも始まりました。
早乙女や子どもたちが田の回りで踊ります。
今日の良い日の御田植はじめ♪
稲の萬歳御代のかず♪
やがて世界の六ッ美(睦み)の種も♪
悠紀の御田より出るやうに♪
管の小笠に揃ひの着物♪
苗もそろへば氣もそろふ♪
三河萬歳萬歳稲の穂に♪
穂出るよに祈らんしょ♪
早苗うゑましょ眞すぐに植ゑう♪
すぐは神様およろこび♪
動画だと、こんな感じ。
お田植え終了
残った部分を植えています。
ほぼ田植えをを終了し田んぼ
悠紀の里
お田植え唄が書かれています。
大嘗祭悠紀地方 稲春歌
八束穂の たりほの稲を かりつみて
つくやむら人 むつみあいつつ
(八束穂の 垂穂の稲を 刈り積みて
舂くや村人 むつみ合いつつ)
岡崎市制100周年で建てられた碑
更に碑が二つ
悠紀斎田跡の碑
詳細は読めません…
奉耕記念碑
同じく読めません…
顔出しパネル
六ツ美悠紀斎田キャラクター
さいくん と ゆきちゃん
大正天皇大嘗祭の主基斎田であった
香川県綾川町との交流についても
書かれています。
久しぶりに一般公開された
お田植えまつり
コロナ禍でも神事は行っていたようです。
記念行事のお祭り
近くにある八幡社の宮司さんが
神事を行っているそうです。