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Channel: 明るい朝の『お散歩日記』
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2023.01.07 聖徳太子建立の真福寺 と 権現岩

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三連休初日1/7土曜日、

岡崎市北部の岩津天神をお参りした後、

真福寺町に向かいます。

 

 

 

真福寺

 

霊鷲山 降劒院 真福寺

聖徳太子創建

三河最古の寺院と謂われています。

 

 

 

弁天堂

弁財天の化身

宇賀神将菩薩を祀ります。

 

 

神仏習合

 

 

赤い橋を渡ります。

 

 

仁王門

 

 

仁王門の獅子の彫り物と千社札

 

 

参道の階段を登ります。

 

 

参道には石仏がたくさん。

 

 

白黒で

 

 

石塔と石仏

 

 

高低差のある境内

 

 

極楽橋

 

高低差を吸収するための橋

バリフリー対応

 

 

石段を登ります。

 

 

 

ほらがいの穴

むかし、
伊勢海から地下をくぐってきた ほら貝が、
境内で七日七夜鳴動した後、
天に昇ったと謂われています。
この穴は伊勢につながるとされています。

 

 

愛犬愛猫の供養塔

 

 

本堂

参道には巨大な門松

 

推古天皇二年(西暦594年)

物部の守屋の次男真福が山の頂きより

霊光かがやき端雲たなびくをみて

不思議に思い訪れたところ、

滾々と湧き出る泉を発見した。

 

しばしたたずんでおられた真福は

日頃信仰しておられた薬師如来が

水中より顕れ出られ、

(是好良薬今留在此)と誦して

再び泉の中に姿を消された。


これを目の当たりにして

非常に感激し末代まで伝えようとして

本堂を建立したのが真福寺の始まりである。

 

 

高さ10mあるそうです。

 

 

多宝塔

屋根で覆われています。

 

 

本堂前の階段を登ります。

 

 

本尊は水体薬師如来

 

本堂の中心に八角の御堂があり、

その中の井戸の水が本尊である。

水の体の薬師、水体薬師といい、

この水が目と身体に大変良いということから

1400年以来、御水の信仰がつづいている。

 

 

祈祷中でした迫力ある読経が

本堂内に響きます。

木魚ではなく、太鼓を叩いています。

 

 

招福の鐘

しあわせのかね

 

 

大師堂

比叡山中興の祖

慈恵大師を祀ります。

 

 

お堂内の龍の彫り物

 

 

目が可愛かったりします。

 

 

 

 

 

 

 

八所神社

境内にある神社

 

真福寺は古い寺院ですが、

真福寺の創建前からあったお社とのこと。

 

 

拝殿

 

 

本殿

 

 

本殿の裏にプレハブの

 社務所ができていました。

 

 

奥の院に続く道

木の足元

 

 

磐座があります。

 

 

奥の院

 

 

奥の院は白山社になります。

 

 

境内には動物の足跡がありました。

鹿なのかな?

 

 

もう一つ磐座がありました。

不思議な形をした石

 

 

龍神(白大蛇)社

 

むかし、

真福は子供がいじめている青へびを助けたところ、

夢枕に美しい女の人が現れ

「私は助けていただいた青へびです。

実は海の龍王の娘です。

お礼に白い犬を差し上げます。

毎日、三升のお米を食べさせてください」と言い、

目が覚めると真福のそばに犬が座っていた。

 

言われたとおり、

三升の米を食べさせると

三升の砂金を吐き出した。

 

その蛇を祀ったお社。

大師堂の裏にあります。

 

 

菩提樹館

 

寺宝と住職が育てた盆栽を展示する施設。

何度も真福寺には来ていますが、

初めて中に入りました。

 

盆栽は期待していませんでしたが、

素晴らしかったです。

寺宝はいわずもなが、

古い寺院なので素晴らしい。

 

白鳳時代の仏頭が見どころ。

真福寺は平安時代末期に火災で焼失しており、

その時に焼け残ったもの。

 

 

西参道

今まで使ったこと無い参道。

 

 

 

 

建物が見えてきました。

 

 

金蔵院

 

 

 

真福寺の塔頭のひとつです。
もとは六ヶ寺の下寺があり真福寺を中心として

 一山をなしていましたが、

廃仏毀釈の時に 真福寺・金蔵院を残し、

後は潰されてしまいました。

 現在では真福寺営繕事務所となっています。

 

 

参道には民家が建ちます。

 

 

弁天堂に戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

菩提山 西居院

 

真福寺仁王門の裏手にある寺院。

真福寺の塔頭の一つかと思っていましたが、

真福寺の塔頭は金蔵院のみ。

 

調べてみると、

浄土宗の寺院で

元々は信光明寺の塔頭だったそうです。

 

境内は本堂があるのみ。

 

 

観音様がいます。

 

 

 

前住職は豪快な方だったようですが、

最近は御朱印で有名な寺院のようです。

 

 

 

 

 

 

 

真福寺参道入口

 

そろそろ帰ります。


 

 

 

 

 

 

 

真福寺道を歩いていると、

東名高速道路脇に何やら説明板があります。

 

 

権現岩

 

 

 

古よりこの岩を権現岩と称す。

岩の上部に馬の蹄の跡に似たる凹みあり。

里人是を神馬の跡と称す。

 

 

権現とは八所権現を指すそうです。

八所神社氏子が立てた説明板。

 

 

八所神社の由緒書

 

権現社の項に書かれた神輿渡御とは

特殊神事 御輿押しまつりのこと。

昭和16年が最後だったらしい。

 

 

横から見ると、こんな感じ。

 

上に登って蹄跡を見たかったですが、

さすがに登りません。

 

 

反対側から見ると

真ん中から割れていました。

 

 

 

 

権現岩、今回はじめて知りましたが、

岡崎百景にも選ばれているようです。

岡崎百景回ってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマの通りが多い

真福寺道を歩いて帰ります。

 

 

是より真福寺薬師道の碑

 

 

 

何度も来ている真福寺ですが、

新たな発見がありました。

 

 

 


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