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Channel: 明るい朝の『お散歩日記』
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2016.07.24 尾張津島天王祭①(朝祭)

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先週の日曜日は、津島市の天王祭 朝祭に行ってきました。

天王祭というと提灯を灯した巻藁船が浮かぶ宵祭が

有名ですが、その翌日の朝祭が本祭になります。
 

名鉄の津島駅から祭り会場の天王川公園に向かう

途中、稚児行列に出会いました。

 

稚児は大人に背負われ、決して地に足を着けません。

 

ちょっと緊張しているかな?

 

こちらは、行列を待つ別の稚児。

 

 

 

●市江車

天王川公園では、市江車が出船準備中。

『車』と呼ばれますが船です。

山車ではありませんが、山車の仲間としておきます。

 

市江車は、その名のとおり旧市江村の船です。

津島祭ですが、旧市江村は愛西市東保町になります。

 

現在の天王祭は天王川公園の池で行われます。

元々は天王川が流れており、江戸時代の治水工事で

川はなくなりましたが、祭りのために池が造られました。

川があった頃は市江車は川の上って津島まで来ました。

 

船の上山には置き人形があります。

 

●津島五車

旧津島町の船です。

五艘あります。

ちなみに、宵祭りに参加するのは津島五車のみで、

市江車は参加しません。

 

動画が長く冗長ですが、祭りの様子です。

まず、津島神社の神職、祭奉賛会が赤船に乗って

市江車に向かいます。その後、津島五車の当番車の

使いが小船に乗って市江車に向かい、ようやく出船します。

(今年の当番車は筏場車)

 

●先頭 市江車

市江車と津島五車が出船しますが、先頭は

市江車との決まりがあります。

その後に続く津島五車はくじ引きで順番が決まるそうです。

 

 

●当番車 筏場車

市江車と津島五車では、幕の色が異なるのが

大きな違いですが、上山の屋根、人形台などの

形も少し異なります。

 

 

●二番 下車(下構車)

双船になっています。

車楽(だんじり)船と呼ばれます。

 

 

●三番 堤下車

天王祭は津島神社の祭礼になります。

秋に山車が曳き出される津島祭は、

各町の氏神様の祭りになります。

 

 

●四番 米車(米之座車)

津島は川湊があり、尾張の物資運搬拠点として栄え、

祭りの歴史も古く、織田信長や豊臣秀吉も天王祭を

見たそうです。

 

 

●五番 今車(今市場車)

市江車から若者が鉾を持って池に飛び込み、

船から岸まで泳ぎ、津島神社まで鉾持って走る

鉾持ち行事が有名ですが、全ての船を見ていたら

終わってしまった。

 

 

 

 

行事が終わり着岸した車楽船。

 

 

この後、船は戻るそうですが、

しばらく 動かなさそうなので去ります。

 

やっぱり山車に比べて面白味に欠ける。

船なので動きに迫力がない。


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