Quantcast
Channel: 明るい朝の『お散歩日記』
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2663

2016.03.21 京都六波羅 平清盛の栄華をめぐる ②

$
0
0

六波羅のあたりを町並みを観察しながら歩きます。

 

懐かしい防火水槽。

 

町屋の面影が残る町並み。

 

和洋折衷の建物。

 

今風の建物でも間口の狭い町屋の面影が残ります。

 

●六波羅蜜寺

平家の京都での拠点になった寺院。

重文の清盛の座像が有名(Click)。

日本史の教科書の定番です。

 

それと口から仏様を吐く空也上人の立像もあります。

美術の教科書の定番です。今回の旅行で見た仏像の中では

これが一番印象に残りました。(Click

 

六波羅堂。

 

 

もやしの店?

 

ハッピー六原。

六波羅ではなく六原。

 

神具店なんてあるんだ。

 

格子窓が良いですね。

 

●六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)

このあたりは『六道の辻』と呼ばれていました。

六道とは、仏教の教えで『天道』『人間道』

『修羅道』『畜生道』『餓鬼道』『地獄道』を指します。

死後、この六道を輪廻転生をすると云われています。

六道は死後の世界であり、六道の辻とは『あの世』と

『この世』の境を意味します。

 

昔は人が死ぬと風葬でした。平安時代の風葬地は

『鳥辺野(とりべの)』『化野(あだしの』

『蓮台野(れんだいや)』の三カ所あり、この近くに

『鳥辺野』があったため、『あの世』と『この世』の

境目とされていました。

 

平安時代初期に小野篁(おののたかむら)という役人がいました。

この篁は閻魔大王に仕え、六道を選ぶ裁判の補佐をしていたと

云われています。

 

閻魔大王のいる冥府に繋がる井戸が境内にあります。

篁は、この井戸を通って閻魔大王のもとに向かったと

されています。近年、冥府から戻るときに使った『黄泉

帰りの井戸』も発見され、この奥にあります。

 

以上、長々と説明を書きましたが、普段は このお寺は

公開されておらず、たまたま公開日だったので、説明を

聞くことができました。(ちょっと得した気分!)

 

 

それでは、ご朱印を紹介します。

 

赤文字の『閻魔殿』のご朱印。

 

本尊『薬師如来』のご朱印。

 

青紙に『小野篁』の金文字のご朱印。

 

お寺用のご朱印帳が埋ったのでご朱印帳も新調。

閻魔大王柄です! 余所で使うのが ちょっと気恥ずかしい・・・

 

今回の旅で、一番良かったのは、ここかな。

 

京都らしい景観。

 

 

●安井金毘羅宮

この日 最後の訪問地です。

 

縁切り/良縁祈願の神社。

別に『縁切り』『良縁』も望んでいませんが、

何となく寄ってみました。

 

この石にお札を貼り、真ん中にある穴を潜ると

縁切/良縁の願いが叶うらしいです。

全く知りませんでしたが、流行のパワースポットらしく、

数百メートルの長蛇の列が出来ていました。 

もう4時を過ぎていましたが、最後尾の人は 何時に

潜ることが出来たのでしょうか?

 

以上、日帰り京都の旅でした。

妻頼みのコースでしたが、楽しい旅ができました。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2663

Latest Images

Trending Articles