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Channel: 明るい朝の『お散歩日記』
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2022.06.12 本宿~山中~藤川散歩③(法蔵寺と東照宮)

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6/12日曜日

旧神谷商店、旧代官屋敷を見た後、

旧東海道を歩きます。

 

昭和の商店

 

 

法 蔵 寺

 

二村山

浄土宗西山深草派

旧東海道沿いの古刹

 

飛鳥時代の701年、

法相宗の二村山出生寺として創建。

南北朝時代の1385年、

浄土宗の法蔵寺に改められました。

 

その後、松平親氏が伽藍を建立し、

松平家の菩提寺になりました。

 

御草紙掛松

 

家康公は幼少のころ(竹千代)、

法蔵寺の住職に読み書きの

手習いを受けたといわれています。

 

手習いをした草紙を

自ら植えた松の木の枝に

干したと伝えられています。


現在4代目とのことです。

 

寺の前を流れる鉢地川

 

 

 

 

 

山門

 

山門の獅子の彫り物

 

分かり難いので、アップで

 

山門入り右側にある『勝徳寺』

 

左側にある『慈光院』

 

 

 

 

 

石段の上に鐘楼門が見えます。

 

賀勝水

 

竹千代は、手習いの水を

ここから汲んだと言われています。


日本武尊の東国征伐のときに、

法蔵寺の南の山頂で

祈りをささげたところ、

岩の中から冷たい泉が出ました。


武尊は「戦い我に利あり」

「賀勝」と叫ばれたそうです。


この水を飲んだ兵たちは疲れがとれ、

病の者も立ち上がったと言われています。

今も枯れることのないご霊泉です。

 

中を覗くと、あまり綺麗ではない…

 

日本武尊社

参道の横にあります。

 

 

 

 

 

鐘楼門

 

本堂

阿弥陀如来を奉ります。

 

本堂の鬼瓦

 

極彩色な内陣

 

三葉葵の紋があります。

 

本堂の彫刻

 

左:獅子

右:犬?

 

弘法堂

 

三河新四国霊場三十六番札所

 

 

 

 

 

急な階段を登ります。

 

東 照 宮

 

元は八幡社で家康公が元康公の頃、

出陣の際に戦勝祈願に

訪れたと言われています。

 

江戸時代、元禄の頃には

東照宮になっていたそうです。

 

朱塗りの社

 

彫刻が施された社殿

脇障子には鶴の絵画

 

この東照宮の前から眺めた

法蔵寺と本宿の町並みが好きです。

 

 

 

 

 

松平家御霊廟

 

松平家の御霊廟と

三方ヶ原の合戦忠死者の墓

 

松平広忠公の墓

 

家康公のお父さんの墓ですが、

大樹寺、松應寺、大林寺にもあります。

 

 

 

 

 

近藤勇の首塚

 

 

新選組の近藤勇は

東京で処刑された後、

首は京都の三条河原にさらされました。


生前、近藤勇は京都誓願寺の

義天和尚を崇拝していたため

同士が和尚に埋葬を依頼。

 

同和尚の法蔵寺の住職になっていたため、

首を岡崎まで運んで埋葬したといわれています。
 

 

 

 

 

六角堂

 

先程の弘法堂の裏、

続きの建物になっています。

 

 

六角の各面に向かって

六体の観音が奉られています。

 

客殿

恵比寿尊が奉られています。

 

境内の様子

 

 

 

 

 

法蔵寺団子

 

東海道、法蔵寺の門前に茶屋があり、

団子が売られていたそうです。

 

指で押して平たくした団子を

五個串に刺して、

溜醤油をつけて焼いたそうです。

 

昭和の初め頃まで売られていたとか。

 

道の駅『藤川宿』で

再現したものが売られているそうです。

 

法蔵寺前にある旧家

 

ここが茶屋だったのかな?

 

 

 

 

 

旧街道を歩き、

国道1号線との分かれ道まで来ました。

 

現代の道標が建っています。

 

旧街道を歩いて戻ります。

 

一里塚跡

 

茅葺屋根だったと思われる旧家

 

宇都野龍碩邸跡と長屋門

 

江戸時代の医学家

宝暦年間に本宿村で開業しています。

 

邸宅は現存していませんが、

長屋門だけが現存しています。

 

わずかに残る松並木

 

西側にある現代の道標

 

 

 


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