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Channel: 明るい朝の『お散歩日記』
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2024.05.11 能見神明宮大祭(弐) 山車展示

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5/11土曜日

岡崎市内を散歩している途中に

能見神明宮大祭に立ち寄りました。

 

 

能見神明宮大祭

前日祭

 

毎年5月の第二土曜日と日曜日に

岡崎市内の能見神明宮で大祭が行われ

岡崎の三大まつりといわれています。

 

日曜日の大祭では

『神輿渡御』と『山車の曳き廻し』が行われます。

 

土曜日の前日祭は

『稚児行列』や『手筒花火奉納』などが行われ、

山車は町内に展示されています。

 

 

能見神明宮

境内の様子を見た後は

 山車展示を見に行きます。

 


山車展示

 

前日祭では、

山車は能見不動尊の前の

 広い道に展示されます。

 

 

材木二丁目の山車

大正4年製作

今年の大年番町

 

能見では山車と書いて

『やまぐるま』と呼ばれています。

 

 

正面には御幣と御札

 

前面の提灯は能見では、

桶型提灯が主流ですが、

長型提灯を使っています。

 

 

力神と獅子(左側)

 

 

力神と獅子(右側)

 

 

天井には龍と

その周りには花鳥図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元能見中町の山車

昭和32年製作

一番小型の山車。

 

能見北之切車の

二層部を改造して造られた山車。

 

 

 

 

 

脇障子が行灯になっているのが特徴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元能見南町の山車

昭和33年製作

 

 

 

 

天井に龍の彫刻

 

 

見返り幕

「の」が3つで「のみ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元能見北町の山車

昭和31年に材木町より購入

能見で唯一舵取り装置のない山車。

 

 

元北と城北町の共同所有で

毎年交互に提灯を付け替えて曳かれます。

 

 

『能見』と『西』『北』の文字が見えます。

 

元能見北町と西町の共同所有だった名残り。

材木町から購入後に改造されている。

 

後に元能見西町は

『城北町』『柿田町』『末広町』に分裂。

現在は『城北町』のみが残ります。

 

 

天井の龍

 

 

元北の見返り幕

 今年新調された?

 

城北町の年は無いのかな

下側両脇の丸いのは

 元北の組み文字ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能見北之切の山車

昭和31年製作

 

二層山車であった旧車の

前山と彫刻を利用して製作された山車。

 

 

前面と側面で高欄の高さが異なります。

 

 

神獣 玄武

 

 

壇箱の龍

瀬川治助重定作

 

以前はむき出しでしたが、

十年くらい前から

アクリル板で覆われるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能見中之切の山車

昭和28年製作

 

能見の山車には

引き出し式の舞台があります。

 

 

 

壇箱の龍

 

 

見返り幕

 

能見の山車の前面には舞台があるので

 梶棒は後ろ側。

 

ただし、元北以外は舵取り装置があるので、

機能していません。

 

元中、能北、松本には梶棒がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山車の展示会場には

6台の山車しかいませんでした。

残り2台は自町にいると思われるので、

探しに行きます。

 

松本町の山車

昭和35年製作

浜松の御殿屋台と同型の山車

 

 

 

旧車は二層山車。

額田の樫山町に売却。

今も鳳凰車として残ります。

 

 

前面 天岩戸

 

 

阿吽の獅子

 

 

見返り幕があります。

 

 

勧進帳

 

 

阿吽の獅子

 

 

松の木に見えますが、

幹は『本』の字。

松の木に本で『松本』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能見南之切の山車

江戸時代後期製作

元は二層の山車だったそうです。

 

半田、または豊田から購入したとも

言われています。

 

 

舞台が出ています。

 

 

豪華な前山

旧車の前山を移植した山車なのかな?

 

 

前柱の龍には晒しが巻かれています。

晒しを外すと雨が降ると言われています。

12年に一度、辰年に晒しを交換するため、

晒しは外されます。

今年は、その辰年です。

 

 

前山欄干の龍

 

 

壇箱の獅子

 

 

山形の巻かれた綱

 

 

後部の懸魚は鳳凰

 

 

並ぶ獅子

 

 

天井の龍

 

 

 

以上、八台の山車でした。

どれも一層の山車ですが、

それぞれ形が異なり、

見ていて楽しいです。

 

同型の単層山車は

岡崎市の本宿町や

安城市の南明治八幡社にあります。

 

 

 

約2時間ほどの見学。

散歩の途中なので一旦帰ります。

 

 

 

 


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