まつりセレモニーが始まりました。
セレモニーは、祭りの重役や
議員さんの挨拶のあとに酒樽を
開くだけなので退屈。
各町の山車は集まってきますが、
狭い美濃路なので山車が
並ぶこともありません。
見どころは、各町の提灯が並ぶくらいか・・・
セレモニーは見ずに、ブラブラ歩きます。
子どもたちもセレモニーには
興味がなく、出店で遊んでいます。
そもそも、神事や祭事には興味が
なく、出店が楽しい年頃でしょうが。
西枇杷島の町はＪＲの線路で
町が二分されています。
線路の西側に東六軒町、西六軒町、
杁西町があり、東側に問屋町、
橋詰町があります。
山車は、ＪＲの高架を潜れないので、
五輌の山車が顔を合わせることは
ありません。
（２年前には集合しましたが・・・）
セレモニーが終わると、各町の山車が
からくり と 曲場(まえば)を披露します。
曲場とは、方向転換のことで、
どんてん と同じです。
●杁西町 頼光車のからくり
坂田金時（金太郎）が岩を持ち上げ、
投げ落とします。すると、藪の中ら
熊が飛び出します。
金太郎の熊退治。
岩を持つときに、人の手で補助して
いるのは、ご愛嬌・・・
●西六軒町のからくり と 曲場
前半は、からくりです。
二体の唐子がおり、一体は太鼓を叩き、
もう一体は、舞を踊り、孔雀に変身します。
後半は、山車を持ちあげて転回する
曲場です。
西枇杷島では、通常 楫棒一本に六人、
左右で十二人で山車を持ちあげますが、
今回は片側四人で、計八人で持ち
上げます。
至近距離で撮影できたので、その感動が
伝わるものと思います。
●東六軒町 泰亨車の曲場
さて、次は写真で曲場の様子を
お伝えします。
楫方さんが襷を結び合います。
山車の前に整列。
山車の前で張り詰めた
空気が漂います。
（スキンヘッドが・・・）
山車に向かって走り寄ります。
楫棒に肩を入れます。
渾身の力を込めて山車を持ちあげます
腕は前の人に腰に回します。
脚は伸ばし、曲げずに摺り足で進みます。
ガンバレー
前輪を持ち上げ、後輪に梃棒を
当てます。
梃棒の操作が未だに分かりません。
山車が進んでしまうのを抑えるのと、
回転中心になる車輪を決めているの
だとは思うのですが・・・
西枇杷島はおっさん率が高い・・・
歯を食い縛ります。
梃方さんも頑張ります。
それぞれの表情が異なるのも面白い。
叫ばずには、いられないのだろうな。
一見、楽そうに見える梃も
曲場の後に崩れ落ちるので、
相当厳しいのだろうな。
ちなみに、見てのとおり
後楫はいません。
頑張れ！、頑張れ！
あと少しだ！
囃子方もアップテンポな曲で
盛り上げます！
１８０度向きが変わり、
山車は落とされました。
成功を祝して抱き合います！
今回は良い動画、良い写真が撮れた！