4/15(土)は滋賀県長浜市で
行われた長浜曳山祭(本日)に
行ってきました。
長浜曳山祭は日にち固定ですが、
今年は本日が土曜日に重なりました。
現地に着くと雨・・・
かなり激しく降っており、曳山(やま)も
雨合羽を着ています。
●瀬田町組 萬歳樓(ばんざいろう)
大手門通りのアーケードが
曳行路になっていますが、
雨合羽を着ています。
●一番山 御堂前組 諫皷山(かんこざん)
曳山の上にある閑古鳥の飾りが
名前の由来だそうです。
長浜には13基の曳山がありますが、
曳き出され曳山は、毎年4基のみで
出番山と呼ばれます。
長浜の曳山祭で有名なのが
子ども狂言(歌舞伎)です。
これは三番叟。
一番山だけの演目。
ちなみに、順番は籤引きで
決めるそうです。
●演目『花祭長浜城』 歌劇フィガロの結婚より
これ面白い!
モーツァルトの歌劇『フィガロの
結婚』を歌舞伎化した演目。
長浜城の城主だった羽柴秀吉。
長浜城での恋騒動。
現代言葉なのも分かりやすい。
虎退治もある。
顔の白いお殿様が羽柴秀吉。
演じるのは小学生の男の子。
女形も男の子が演じているとは
思えない名演技でした。
狂言には期待していなかったの
ですが、長浜曳山祭の魅力を
思い知らされました。
演技に魅入る和装の女性。
約40分の演目が終わる頃には
すっかり晴れ上がっていました。
長浜には古い街並みが残り、
観光資源として活用されています。
長浜は京と北陸を結ぶ北国街道の
宿場町です。お祭のないときに
ゆっくり散歩したい町でした。
桜が咲いていた。
●海洋堂フィギュアミュージアム
●御旅所
雨合羽を被った曳山が並んでいます。
天気が回復して雨合羽を脱ぎ
始めたので曳山の紹介です。
曳山は舞台屋台(山車)です。
狂言を演じる舞台があるのが
最大の特徴。滋賀県北部~
岐阜県の西濃地方に多いタイプ。
舞台の奥の部屋は楽屋。
屋根の上の上山は亭と呼ばれます。
この亭が曳山の豪華さを表しています。
台輪の部分が下山と呼ばれます。
4つの内輪を備えます。
梶棒と綱。