長浜曳山祭の続きです。
●春日山の曳行と諫皷山の御旅所入場
曳山は曲がるときには引き摺ります。
それと、お囃子をお楽しみください。
ちなみにお囃子のことを『しゃぎり』と
呼びます。
●一番山 御堂前組 諫皷山(かんこざん)
諫皷鳥(閑古鳥)が載った豪華な亭。
御旅所で狂言を奉納します。
さっきも見たけど、面白い!
これ男の子ですよ。
狂言が終わると曳山は並べられます。
狂言を演じた子どもが座っています。
梶棒に力を込めて向きを変えます。
●小船町組 長刀山(なぎなたやま)
この一輌だけは舞台曳山ではありません。
山の上に幟と長刀が飾られています。
長浜曳山祭は長濱八幡宮の祭礼ですが、
長浜城主だった羽柴秀吉が、荒廃して
いた八幡宮を再興しました。
八幡宮のゆかり源義家の前九年・
後三年の役の凱旋の様子を偲んで
行った『太刀渡り』が祭の起源と
いわれています。
太刀渡りに用いた幟と太刀になります。
大きな車輪の三輪車。
●春日山の曳行と月宮殿の子ども狂言
ちなみに、春日山が二番山。
月宮殿が三番山。
●御旅所
中には御神輿が収められています。
春日山が入場してきました。
●二番山 本町組 春日山(かすがざん)
演目は『紅葉狩』。
紅葉の戸隠山に平維茂が紅葉狩りに
行ったときに出会った女人との宴の話。
陽も傾き始め、提灯に火が灯り始めました。
春日山が並べられます。
後に見えるのが一番山の諫皷山。
やっぱり動いている時が一番楽しい!
狂言は人だかりで近づけないけど、
終わると人が掃けるので、近くで見られる。
暗くなり始めました。